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■バリ島ウブドでウブド王族の大規模な葬儀が2008年7月15日に行われます

バリの人々はこの世に生を受けてから亡くなるまでの間、バリヒンドゥー教の教えに則って節目毎に儀式を行います。その中でもガベン(Ngaben)という火葬の儀式は、人生をしめくくる最大のイベントであり、死者の魂を清めて霊として昇格するための儀式として、親戚はもちろん村人総出で行われます。
葬儀当日、ご遺体は9段ものBadeと呼ばれるご遺体を運ぶ塔の頂上に安置され、数千もの現地の人々によってウブドの通りを神輿のようにかついで火葬する場所に運ばれます。その行列は、入念に装飾が施されたLembuと呼ばれる聖なる雄牛や神話に出てくるドラゴンのようなNaga Bandaという5mもの尾をもつ生き物の彫像の火葬用棺も伴わせますが、このnagaは王族の年長者のみに使用されるものなので、葬儀でもまれにしか見る事はできません。

当日のウブド地区は大変混み合う事が予想されますので、当日の儀式の情報など、予めご宿泊ホテルやご利用の旅行会社にご確認される事をおすすめ致します。

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