インドネシア共和国文化観光省は、日本旅行業協会(JATA)及び在日インドネシア大使館後援のもと、去る10月14日、15日の二日間に渡り、旅行会社向けトピックス別ワークショップを開催しました。
これは、2009年8月にサプタ・ニルワンダー マーケティング総局長を団長とするインドネシア共和国文化観光省一行がJATAを訪問し、日本人観光客の更なるインドネシアへの観光誘致についてミーティングを行った際に提案されたもので、この度トピックス別ワークショップとして開催することとなりました。
今回はダイビング、インセンティブツアー、スパ、ゴルフの4つのトピックスに限定。インドネシアよりサプタ・ニルワンダー マーケティング総局長を団長として、各界のエキスパートが来日。インドネシアの最新情報や各施設を案内するプレゼンテーションを行った他、今回は特に日本側の参加旅行会社の皆様と深く活発な意見交換を行い、旅行会社の皆様からの質問やご要望を直接伺う事ができた事は大変有意義な事でした。
14日のオープニングには在日インドネシア大使館よりユスフ・アンワル大使も出席、「日本のお客様が訪問するのはまだバリとジョグジャカルタだけ。インドネシアの総合的な旅行の情報がお客様にゆきわたっていないのが残念」と語り、今後も観光省とともにバリだけではなくインドネシアの総合的な観光PRに力を入れてゆくとご挨拶いただきました。
また、JATAの小島海外旅行業務部長様からも「インドネシアの豊富なアクティビティのみならず、土地や民族の多様性についても一般の人々にもっと紹介してほしい」と、今後もJATAとして可能な限りのご協力をいただける旨ご挨拶をいただきました。
セッションの冒頭、サプタ総局長は「JATAとの話し合いを元に、このように日本の観光を支える旅行会社の皆様と意見交換ができる機会を持てた事は大変うれしく思う。この機会に話を深めてゆき、各々の部門において双方が利益の上がるビジネスを展開できるようになればと願っております。」と語り、今後も毎年旅行会社向けワークショップの開催やPR及び意見交換の場を作って行くとしました。
また、インドネシア国内の安全対策を強化している事にも触れ、更に空港施設におけるサービスの向上、特に入国審査にかかる待ち時間の短縮などの問題解決にも取り組んでいることを説明し、今後もPRだけではなくこうした諸問題の解決にも積極的に取り組んでゆきたいと語りました。
ワークショップ
サプタ総局長(中右)、アンワル大使(中左)、ファーミGA総支配人(右端)と各プレゼンター
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