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■メラピ山(中部ジャワ)の火山活動活発化について

去る10月25日に、メラピ山(中部ジャワ)の火山活動活発化により、インドネシア火山地質災害対策局の警戒レベルが最高の「レベル4」(厳重警戒)に引き上げられました。また、同山の南、南東、西南西の山頂から10km範囲内のメラピ山を上流とする河川付近のスレマン、クラテン、マゲラン各県の一部の村と、ベベン川等の特定の河川付近の村の住民に対して避難勧告が発せられています。
最初の噴火は10月26日、そして30日00:45amに再び小噴火がありました。

10月30日現在の周辺観光地の状況は下記の通りです。

・ボロブドゥール寺院遺跡は通常通り開園していますが、火山灰を除去する作業のため10月27~31日まで一時的に寺院へ登ることはできません。遺跡公園内への入場は可能です。

・プランバナン寺院、ラトゥ・ボコ遺跡は特に影響なく通常通り開園しております。

・ジョグジャカルタ市内のホテル、レストラン、商店など日常通りです。

・空港は30日05:00-07:10、滑走路清掃のため一時的にクローズされました。その影響で一時的に航空便に遅れが生じました。

尚、ジョグジャカルタ市内、及び特に市内からボロブドゥールへ行く道には火山灰が積もっており、風がふいたり車が通ると一面に火山灰が舞い上がる状況です。そのため、外へ出る場合はマスクの着用が呼びかけられています。

また、ガルーダインドネシア航空は到着地がソロに変更されるなど運航に変更がある場合があるようです。30日現在マンダラ、ライオン、エア・アジア、メルパチ等その他航空会社は通常通りの運行となっています。

今後の天候などによっても状況は変化するようですのでご注意ください。

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