新ングラライ国際空港( Photo by PT. Angkasa Pura) |
2013年度は12の空港がニュー・オープンを予定しており、さらに、2014年度には7つ、2015年には5つの空港がニュー・オープンの計画である事を、インドネシア共和国運輸大臣が発表しました。これにより、2015年までに合計24の空港がニュー・オープンする事になり、これによってインドネシア経済開発計画に沿ったインフラとフライト・ネットワークの促進と拡大を実現する事になります。
今年度ニュー・オープン予定の12の空港は、インドネシア全土に分布しており、その多くはインドネシア東部遠方にまで及んでいます。最も重要なのは、現在空港につながるハイウェイ建設の問題でオープンが遅れていますが、北スマトラ島メダンの過密状態である現空港に代わる空港として長い間待ち望まれていたKuala Namu国際空港のオープンです。その他ジャンビ(スマトラ島)のMuara Bungo、ラジャ・アンパット(西パプア州)のWaisai等いくつかの小さな空港も計画に含まれています。
一方で、ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港拡張工事は今年度スタートし、また、10月にバリ島で開催されるAPECを前に、バリの新しい空港ターミナル建設による拡張工事は6月完成を予定しています。この他、スラバヤ(東ジャワ)のジュアンダ空港とコモド国立公園への玄関口となる西フローレスのラブハン・バジョ等の拡張・改修工事が予定されています。
新しいングラライ国際空港では年間2,500万人の旅客の対応が可能となっており、その豪華なターミナルは、バリニーズ・ホスピタリティを凝縮した伝統と現代建築によって、明るく開放的なターミナルになります。
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