■【更新情報】インドネシア政府による入国規制の変更について – 出発の14日以上前にワクチン接種を2回以上完了している場合、入国時にPCR検査陰性証明の提示は不要となりました。
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2022年5月19日現在
インドネシア政府は5月18日付けの通達(第18号及び19号)を発出し、外国人の入国に関する規制及び国内移動に必要な条件を一部変更する措置を発表しました。この措置は同18日から適用され、追って定められる期限まで有効とされています。
この通達により、インドネシア入国に必要とされていたPCR検査陰性証明書の提示は不要となり、入国時には、出発の14日以上前に2回の接種を完了していることを示すワクチン接種証明書(英文付き)、新型コロナウイルスの治療・移送費用等をカバーする海外旅行医療保険加入証とPeduliLindungiアプリのダウンロードが必要です。
また、到着時の検温等の健康確認において、新型コロナウイルス関連の症状が確認されず、体温が37.5度未満の場合、到着後のPCR検査や入国後の隔離措置はありません。
今回発表された従来の規制からの主な変更点は以下のとおりです。
A.国際線で外国人が入国する場合のプロトコル
1,入国可能なポイント
a.空港
既に指定されているスカルノ・ハッタ空港(ジャカルタ)、ングラ・ライ空港(バリ)他に加え、メッカ巡礼プログラムに参加する外国人旅行者のため、下記の空港を6月4日~8月15日に限り新たに入国可能な空港に指定。
スルタン・イスカンダール・ムダ空港(アチェ)/ ミナンカバウ空港(西スマトラ)
スルタン・ムハマッド・バダルディンII世空港(南スマトラ州)/ アディスマルモ空港(中部ジャワ州)
シャムスディン・ヌール空港(南カリマンタン州)
スルタン・アジ・ムハマッド・スレイマン・スピンガン空港(東カリマンタン州)
b.港湾
運輸省海運総局の配慮により、全ての国際海港が入港地として開放されている。
c.陸上国境
アルック、エンティコン、ナンガ・バダウ(西カリマンタン州)
モタアイン、モタマシン、ウィニ(東ヌサ・トゥンガラ州)/ スコウー、ソタ(パプア州)
2,到着時の検温等の健康確認において、新型コロナウイルス関連の症状が確認されず、体温が37.5度未満の場合、到着後のPCR検査や入国後の隔離措置はありません。
3,インドネシア入国には、出発の14日以上前に2回の接種を完了していることを示すワクチン接種証明書(英文付き)、新型コロナウイルスの治療・移送費用等をカバーする旨明記された海外旅行医療保険加入証とPeduliLindungiアプリのダウンロードはこれまで通り必要です。
4,ワクチン接種証明書の提示について、閣僚級以上の訪問に同行する外交・公用査証保持者、18歳未満の者、コロナ罹患歴があり回復証明書を提示する者、健康上の理由によりワクチン接種が不可である旨の国立病院による診断書を提示する者は免除するとされています。到着時にPCR検査を受けた場合、また健康上の理由でワクチン未接種である場合(国立病院発行の診断書携行)についてのみ、入国後14日間の自主的な健康観察が推奨されています。
5,到着時の検温等の健康確認において、新型コロナウイルス関連の症状や37.5度以上の発熱がある場合は、到着後PCR検査を受ける必要があり、到着地でPCR検査の検体採取後、順路は下記の通りです。
① 入国書類および税関書類の検査
② 手荷物の受け取りと手荷物の消毒
③ ホテル、宿泊施設又は住居に直行
④ ホテル、宿泊施設の部屋、または住居でPCR検査の結果を待つ
⑤ PCR検査結果が陰性の結果を示す前に、ホテル、宿泊施設の部屋、または住居を離れることはできません。また、他の人と対話することも許されません。
6.5.の到着後PCR検査の結果が陰性の結果を示した場合、以下の規定が適用されます。
a.ワクチン接種が1回未満の場合、5x24時間の検疫が必要。4日目に2回目のPCR検査を受けます。
b. 出発の14日以上前までに2回以上のワクチン接種を受けている場合は、旅行を続けることができます
c.18歳未満、及び/又は特別な保護を必要とする場合、同伴する親・保護者への措置が適用されます。
d.旅行者が健康上の理由によりワクチン接種が不可である旨の国立病院による診断書を携帯・提示する事で旅行を続けることができます。
7.現在、インドネシアへの入国には予め査証の取得が必要ですが、観光及び政府用務目的のご入国のみ、到着後のビザ・オン・アライバル(VOA)の取得が可能です。
B.国内移動に必要な条件の変更
国内線などで州・県・市の境を越える国内移動において、2回以上ワクチン接種済みの場合は陰性証明書は不要とされました。
また、1回のみ接種済みの場合や健康上の理由でワクチン未接種の場合は、出発前3×24時間以内に検体採取したPCR検査又は出発時間前24時間以内に検体採取した抗原検査の陰性証明書が必要とされました。
尚、引き続きPeduliLindungiアプリの使用が必要です。
健康上の理由でワクチン接種ができない場合は、国立病院の医師からの診断書と共に、出発前3×24時間以内に検体採取したPCR検査の陰性証明書又は出発前1×24時間以内に検体採取した抗原検査の陰性証明書の提示が必要です。
6歳未満の旅行者は、同行者の付添いがあればワクチン接種証明及び陰性証明書の提示は不要です。
尚、インドネシアの新型コロナウイルス感染予防対策のための入国制限措置につきましては、予告なく変更になる場合がありますので、特に今後渡航をご計画の方は日・イ両国それぞれ入国制限の最新情報を確認される事を強くおすすめ致します。
* COVID-19に関する政府の規制については、インドネシア政府の公式サイトCOVID-19.go.id(https://covid19.go.id/p/regulasi)をご覧いただくか、
在東京インドネシア共和国大使館、又は在大阪インドネシア総領事館にお問合せ下さい。
在大阪インドネシア共和国総領事館: https://kemlu.go.id/osaka/
在東京インドネシア共和国大使館: https://kemlu.go.id/tokyo/id/
ガルーダ・インドネシア航空ウェブサイト: https://www.garuda-indonesia.com/
在インドネシア日本国大使館ウェブサイト: https://www.id.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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