ジャワ島中部にある世界遺産ボロブドゥール寺院は、仏教の「丘の上の僧院」を意味する荘厳な世界最大級の仏教遺跡です。
ダンスパフォーマンス“マハカルヤ”は、サイレンドラ王朝や8世紀当時の、地元の人々の生活を織り交ぜながらボロブドゥール寺院建設に秘められたストーリーを展開してゆきます。
星空の下、寺院のライトアップを背景に、伝統衣装に身を包んだ約150名以上ものトップレベルのジャワ舞踊ダンサーと、フルオーケストラ編成のガムラン演奏によって繰り広げられます。
＊上演日が7月7日、9月22日から下記の日程に変更になりました。ご注意下さい。

仏教大祭（ワイサック）　 ©PT. Taman Wisata Candi Borobudur, Prambanan and Ratu Boko

ボロブドゥール寺院遺跡管理会社(PT. Taman Wisata Candi)は、中部ジャワにあるボロブドゥール寺院が”単一の世界最大の仏教寺院”としてギネス世界記録に認定された事を発表しました。去る6月27日に正式なギネス世界記録認定書を受領したとの事です。

9世紀に建立されたこの仏教寺院はジャワ島の中部に位置し、緑豊かなフィールドと遠くを見下ろす丘の上に威厳をもって存在します。その大きさは123ｍ四方の巨大な広さを誇り、デザインは壁面に飾られた2,672ものレリーフと504体の仏像からなります。
そしてセメントやモルタルを使用せず、例えるならば接着剤を使用せずに組み立てる大規模なレゴブロックのような、他に類を見ない構造となっています。
またこのボロブドゥール寺院は、仏陀の生誕と悟りを祝うセレモニー「仏教大祭(Waisak)」が毎年行われる舞台でもあります。

昨年ボロブドゥール寺院は合計25,000人の訪問者をお迎えしました。今年の訪問者は現在7カ月目に達している時点で、既に16％増加しています。
この度のボロブドゥール寺院のギネス世界記録認定によって、多くのお客様がムンドゥッ寺院、パオン人やメラピ山など周辺の観光スポットにも訪問される事が期待されます。
（Source: Antara and travel.detik.com）

インドネシア共和国観光クリエイティブエコノミー省の発表によると、2012年5月のインドネシアへの外国人訪問者は650,883人で、昨年同月(2011年5月600,191人)比8.45%の増加となりました。
国別訪問者数トップはマレーシアの108,176人、以下シンガポール99,676人、オーストラリア71,640人、中国43,457人、日本30,791人と続きます。
また、バリ島への外国人訪問者数は220,508人で、昨年同月(2011年5月208,832人)比5.59%の増加となりました。

バリ島への国別訪問者数の5月単月トップはオーストラリアで61,229人で、続いて中国の19,089人、マレーシア16,311人、日本11,397人、韓国10,121人と続きます。

尚、ジャカルタへの日本人訪問者数は15,442人で、マレーシア32,335人、中国18,337人、シンガポール16,524人に続いて4番目に多い訪問者数となりました。

2012年5月・入国地別インドネシアへの日本人訪問者数