ユネスコの世界遺産に登録されているプランバナン寺院群の中心となる寺院、ロロ・ジョングラン寺院の西側にはオープンエアステージ（Outdoor Theater）があり、壮大で美しい姿のロロ・ジョングラン寺院を背景に、毎年5月から10月まで伝統舞踊ラーマヤナが上演されます。11月～12月の期間は、隣接する屋内ステージ（Trimurti Theater）での上演となり、上演時間はいずれも午後7時：30分から午後9時までとなります。 
ラーマヤナ舞踊は全4幕で、通常ダイジェスト版（“Full Story”と表示されます。）が上演されていますが、5月から10月までのオープンエアステージ公演期間中のみ、各月満月の前後4日間の晴れた日だけ毎夜１幕ずつ上演（“Episodic Story”と表示されます。）され、この四日間で全幕ご覧いただく事ができます。
満月と星空のもとロロ・ジョングランを背景に鑑賞するラーマヤナ舞踊はガムランの響きと相まって、壮大で幻想的な世界に誘ってくれます。

※オープンエアステージ公演の満月前後４日間の公演は雨天の場合は中止となります。その他のダイジェスト版公演（Full Story）は雨天の場合は屋内劇場での上演に変更となります。

「ワイサック /　Hari Raya Waisak」は、毎年5月～6月の満月の時に仏陀の生誕を祝うために行われる仏教徒最大の宗教行事です。
今年のスケジュールは、前日5月24日(金)に準備の儀式が始まり、当日25日(土)は早朝からムンドゥッ寺院に多くの僧侶や仏教徒達が集まり儀式を行い、午後からボロブドゥール寺院まで僧侶や信者達による行列の行進がスタートします。ボロブドゥールに到着した行列は、経文を唱えながら寺院の周りを3周し、その後宗派ごとの説法や祈り、瞑想などの儀式が行われます。そして、この壮大なセレモニーのクライマックスには祈りを込めた天灯が夜空に放たれます。
毎年ボロブドゥール寺院に世界中から僧侶や仏教徒が集まり、仏教寺院遺跡として最も華やかで神聖な雰囲気を漂わせるこの日、是非、体験してみて下さい！

• ワイサックの詳しいスケジュールとセレモニーの様子は当ウェブサイトでご覧いただけます！（ www.visitindonesia.jp　）